Windowsでいきなりパフォーマンスが遅くなった原因

パフォーマンスが遅い原因は多々考えられます。
長年使ってきたことによるごみデータの蓄積、多数のソフトウェアをインストールしたことによる負荷の蓄積、出来の悪いソフトウェアのインストール、マルウェア、ディスク障害、Windows Updateの失敗、etc。。。

今まで普通に使えたものがいきなり遅くなる、というケースがあります。
顕著なケースだと起動に20分かかるようになったとかもあります。

そういった場合に考えられる解決法です。
※何かソフトウェアをインストールしたらそうなった、というような原因のはっきりしたケースを除きます。

①マルウェア
アンチウイルスソフトを最新版にきちんと維持していればなりにくい現象ですが、ライセンス切れによって定義ファイルの更新がされていなかった、フリーのアンチウイルスを使っていた、といったケースではよく発生します。

フリーのオンラインスキャンを使ってチェックすることができます。

フリーのオンラインスキャン一覧
http://secstar.blogspot.jp/2016/09/blog-post_79.html#online-scan
※よくお勧めしているのはトレンドマイクロとMicrosoftです。


②ディスク障害
HDD障害が発生すると Windows がまったく起動できなくなることもありますが、パフォーマンスが遅くなることで気づくこともあります。

Windows 標準機能でHDD全体のチェックをする方法はないのですが、Cドライブ、Dドライブなど、ドライブ単位でディスクのチェックをすることができます。

Windows標準のエラーチェック方法
http://secstar.blogspot.jp/2016/09/windows10.html
※Windows10 で操作方法を説明していますが、他のOSでもやり方は同じです。


③Windows上のごみファイルの蓄積
Windowsのフリーソフトで、不要なシステムファイルやWebブラウザのキャッシュなどをクリーンアップしてくれるツールがあります。

CCleanerでWindows上のファイルのごみ掃除を行う
http://secstar.blogspot.jp/2016/09/ccleanerwindows.html
※スタートアッププログラムのメンテナンスなども行えます。


④Windows Updateの失敗
毎月第二火曜日(日本は時差の関係で翌日の水曜日)に定例のWindows Updateが配布されます。緊急は随時行われます。
これが中途半端に終わったりすることで、パフォーマンス劣化の原因になることがあります。

Windows Updateサービスを止めるなどして確認するなどの手法もありますが、これには特別なトラブルシューティングが必要になります。


⑤OS起動時に合わせて立ち上がるスタートアッププログラムの不具合
③で紹介した CCleaner でスタートアッププログラムのメンテナンスができるので、それで実施します。
※もちろんタスクマネージャの「スタートアップ」でもできます。


⑥OS起動時に合わせて立ち上がる自動起動サービスの不具合
msconfig コマンドを使うと、Windows標準のサービスを外したサービスの列挙ができるので、チューニングしやすいです。
※Windows のバージョンによりできないことがあります。私は Win 10 ですが、できました。


これでダメだとすれば、セーフモードでのチェックになります。
ただし難易度が上がるので、ここでは割愛します。

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